KAAT EXHIBITION 2023 浅田政志展|MASASHI ASADA EXHIBITION 2023年9月3日(日)〜10月1日(日) 会場:KAAT神奈川芸術劇場〈中スタジオ・アトリウム〉 YOKOHAMA PHOTOGRAPH -わたし/わたしたちのいま- KAAT EXHIBITION 2023 浅田政志展|MASASHI ASADA EXHIBITION 2023年9月3日(日)〜10月1日(日) 会場:KAAT神奈川芸術劇場〈中スタジオ・アトリウム〉 YOKOHAMA PHOTOGRAPH -わたし/わたしたちのいま-

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トレーラー

KAAT EXHIBITION 2023 浅田政志 展 YOKOHAMA PHOTOGRAPH
-わたし/わたしたちのいま-

「KAAT EXHIBITION」は、KAAT神奈川芸術劇場の劇場空間と現代美術の融合による新しい表現を展開するKAAT独自の企画シリーズです。8回目となる本展は、写真家・浅田政志が「わたし/わたしたちのいま」をテーマに、神奈川の人たちと共に作り上げた新作撮り下ろし作品を展示します。

横浜は幕末から明治にかけて、写真の技術が伝わった日本の写真発祥の地の一つで、モノクロ写真に彩色をほどこした「横浜写真」が生まれた場所でもあります。当時、写真は極めて貴重なものでした。技術の発展により、誰でも気軽に写真を撮影することができるようになった現代において、浅田は代表作である家族写真シリーズを通してたった1枚の写真に思いを込める大切さを伝え続けています。

今回、浅田の新たな試みとして、横浜写真の表現を現代に導き、過去から現在へと時代を超えて変容する写真の存在と、神奈川県に暮らす人々の「いま」の貌(かたち)を鮮やかに写し出します。

2023年9月3日(日)~10月1日(日)
KAAT神奈川芸術劇場
<中スタジオ・アトリウム>

時間 11:00 - 18:00(入場は閉場の30分前まで)
休場日 木曜日[9月7日(木)、14日(木)、21日(木)、28日(木)
入場料 一般:1,000円(オリジナルポストカード付)/学生・65歳以上:500円/高校生以下:無料
*障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
*KAATで同時開催の『アメリカの時計』公演のチケット提示で入場無料
*アトリウム作品の鑑賞は入場無料
*一般券の半券をお持ちの方に限り、会期中に再度ご入場いただく際は500円割引き
販売 チケットは当日3階受付窓口にてご購入ください。
主催・企画制作 KAAT神奈川芸術劇場
協賛 Accenture 芸術部
助成 公益財団法人花王芸術・科学財団
企画協力 浅田撮影局、株式会社サンエムカラー、東京都写真美術館、東京リスマチック株式会社、日本カメラ博物館、横浜美術館
撮影協力 神奈川フィルハーモニー管弦楽団、株式会社信濃屋、CASA del CUCITO、株式会社横浜エクセレンス、慶應義塾體育會蹴球部、Golden Cup、三溪園、曹洞宗 大本山 總持寺、日本発条株式会社、中国料理 鳳林、野毛大道芸実行委員会、ホテルニューグランド、メリ-ゴーランド研究所、吉田てづくり農園

作家情報

浅田政志

浅田政志 写真家

1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校研究科を卒業後、スタジオアシスタントを経て独立。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、「Tsu Family Land 浅田政志写真展」を三重県立美術館で開催。2020年には著書の「浅田家」、および「アルバムのチカラ」(2015年赤々舎刊)を原案とした映画『浅田家!』が全国東宝系にて公開され、10年ぶりの新作、「浅田撮影局 まんねん」(2020年青幻舎刊)と「浅田撮影局 せんねん」(2020年赤々舎刊)を発表。新作個展「浅田撮影局」をPARCO MUSEUM TOKYOで、2022年には最大規模の個展「だれかのベストアルバム」を水戸芸術館で開催。
https://www.asadamasashi.com

浅田政志「浅田家」より 浅田政志「浅田家」より(リリィ・クマチャン着彩によるプロトタイプ)
写真着彩:リリィ・クマチャン、藤井桜子
写真現像:黒瀬由佳梨
宣伝美術:北原和規

関連企画

本展覧会では、浅田政志の写真展示に、言語表現や音楽表現を邂逅させる実験的な取り組みを展開します。また、会期中に作家とキュレーターによるトークも開催いたします。

アーティスト・トーク

日時 9月3日(日)13:00 - 14:00
会場 KAAT神奈川芸術劇場<アトリウム>
出演 浅田政志
参加 観覧無料・予約不要
当日先着順40名(定員を超える場合は立ち見となります。)

キュレータートーク

日時 9月9日(土)・30日(土)14:00 - 14:30
会場 KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
出演 中野仁詞(キュレーター)
参加 展覧会チケットで観覧無料・予約不要

詩と音のパフォーマンス

日時 9月18日(月・祝)
①13:00 - 13:30
②15:00 - 15:30
会場 KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
出演 大崎清夏(詩)・石塚周太・イトケン・葛西敏彦(音)
参加 展覧会チケットで観覧無料・予約不要

大崎清夏 Sayaka Osaki

詩集『指差すことができない』で中原中也賞受賞、『踊る自由』で萩原朔太郎賞最終候補。そのほか、著書に『目をあけてごらん、離陸するから』、『新しい住みか』、『地面』、戯曲に「珠洲の夜の夢」など。音楽家や美術家など、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多数手がけ、さまざまなかたちで活動を行う。

大崎清夏

石塚周太 Shuta Ishizuka

ギターやベースなどの演奏。トラックメイク。ほか劇伴や小学校の校歌の作曲など。西東京で喫茶店を営む。

石塚周太

イトケン itoken

ソロでへなちょこ音楽やったり、大友良英スペシャルビッグバンド、蓮沼執太フィル、あがた森魚、イトケンwith speakers、とかやったり。ピタゴラでドラムとかやったり。いないいないばぁの中のクレイアニメの音楽やら、zookeeperの音楽やったりとか。

イトケン

葛西敏彦 Toshihiko kasai

サウンドエンジニア。スタジオ録音からライブPA、サウンドインスタレーションなど、場所を問わず音へのアプローチを続ける音響技師。2022年には自身のレーベル、S.L.L.S Records(シルス・レコーズ)を始動させる。

葛西敏彦

KAAT神奈川芸術劇場

〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町281
TEL.045-633-6500(代表)
FAX.045-681-1691
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※ご来館の前に、KAAT神奈川芸術劇場「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。

『KAAT EXHIBITION』とは

現代美術と舞台芸術の融合による新しい表現を、劇場の独特な空間で展開するKAATならではの企画です。

これまでKAATで開催された現代美術展